パラオのダイビング情報をご紹介

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マクロ三昧

本日のパラオは低気圧の影響で外海はウネリが
出てしまいました。

ですので、ここは安全第一です!
外海ギリギリの「ビッグドロップオフ」で1本目を潜りました。

ここのポイントは名前のとおり完全なドロップオフです。
一部水深25mぐらいのところの砂だまりのようなところは着底出来ます。
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こんなドロップオフのところだと、
「すごいワイド」
「大物たくさん!!」
かと思いきや、実はマクロの聖地でもあります。

ここのニチリンダテハゼは結構ダイバーを怖がらず、
かなり近くまで寄っても引っ込みません。
ですが、近づく際には息を吐かないようにしましょう。
泡の音でビックリしちゃって巣穴に隠れてしまいます。
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このハゼは「ニチリン」の名前のとおり背ビレを立てると「日輪」が出てきます。
背ビレを立てるタイミングで撮影しましょう。
(この写真は半開きですが・・・)
なので、動画撮影でも良いかもしれませんね。
スーパーフィッシュダイビングと僕の個人Facebookには
動画を載せていますので、ぜひ見てくださいね。

そしてお昼のお弁当休憩をはさみ、2本目も「ビッグドロップオフ」へ。
枝のように見えるムチカラマツというソフトコーラルを、よーく観察すると
小さな小さな生き物が隠れています。
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「ムチカラマツエビ」です。しかも2匹いました。
こうやって擬態をするのを誰から習ったんでしょうかね?
本当に不思議です。

で、そのムチカラマツを利用する生き物は他にもたくさんいます。
その一つが、「ヤマブキスズメダイ」です。
親はまだ生きているムチカラマツを一生懸命、口でついばみ、ムチカラマツを丸裸にします。
そして卵を産み付けます。
ダイバーが近づくと警戒しますが距離を保ちながらとりあえず逃げます。
ダイバーに危害は加えません。
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この写真を拡大してもらうと、もう卵に魚の目が出来ております。
ハッチアウトまでもうすぐですね!!
大きくなれよ~~

そして3本目は内湾に戻り、「セントカーディナル」へ。
カーディナルとはテンジクダイ科の事を指します。
つまり、テンジクダイがいっぱいいるポイントです。
スカシテンジクダイは無数にいるので、絶対視界に入りますw
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黄色いギンガハゼやダスキーアネモネフィッシュ、ウミウシなど
超マクロなポイントです。ここでじっくり生物観察していると
あーーーーっという間に1ダイブ終了!

明日は風、やんでくれませんかね。
スイム手順と注意点

1.クジラを発見したら、クジラの様子と海況などを確認後、スイムにトライできると判断した場合のみエントリーを行います。

2.クジラのストレス・安全管理を考慮して人数制限をすることがあります。エントリーのタイミングや順番などはガイドの指示に従って下さい。

3.スノーケリングのみでの観察となります。(素潜り禁止)
原則、クジラの近くで泳ぐことは禁止です。クジラによっては人が泳ぐことを嫌って逃げる事があります。一度でもクジラが人間を嫌うと、その後スイムにトライできなくなってしまいますので、十分にお気をつけ下さい。

4.万が一、スイムが出来なかった・クジラが現れなかった場合でも返金はできかねます。予めご了承下さい。(もちろん、全力で成功を目指します!)

5.時期的に海況が穏やかな日が少ないため、多波がある中でのスノーケリングとなる場合もあります。
スノーケルスキルが安全基準を満たしていないと判断した場合には、エントリーをお控えいただく場合もございます。また、船酔いが心配な方は事前に対策をお願いします。

6.泳力・体力が心配な方、スノーケリング経験が著しく浅い方は事前に申告をお願いします。場合によっては、条件付きでのご参加、またはご参加自体をお断りさせていただく場合もあります。

危険の告知

1.ホエールスイムは通常のスノーケリングでの危険性に加えて、予測できないクジラの動きによって起こりえるクジラとの接触やドリフトスタイルでのエントリー・エキジットによる傷害、または損害が起こる危険性があることを理解しています。

2.ホエールスイムに付随する危険性、傷害または損害が起こる可能性を理解した上で、申し込みをします。

3.いかなる理由でそれらの障害や損害が起きた場合でも、SUPERFISHDIVINGとスタッフの損害賠償を問わない事に同意します。

※未成年の場合は、親権者にも上記内容をご一読いただき、所定の書式への署名を記入していただきます。